医療法人社団ブロッサム 苗穂レディスクリニック

プリンシパル研究所

第10回フランス発祥の球技Pétanqueを学ぶ

  2021年9月22日    人生100年

 札幌ペタンク協会の中村寿司会長、山田事務局長をお招きしてペタンクのお話しを聞きました。

ペタンクは1910年に南仏港町ラ・シオタで生まれた球技です。フランスでは競技人口が500万人、大変人気のあるスポーツです。場所を選ばず少しのスペースでプレーを楽しむことが出来るスポーツです。

 デモンストレーションではゴム製のボールを使用して投球体験をさせていただきましたが、使用するボールは金属製で650gから800gの重さがあります。プレーヤーは投球する役割や体力手の大きさに合わせてボールを選びます。

 投球方法は自由ですが大きく分けて2つの方法があります。目標に寄せることが目的の投球方法と目的物やボールを弾き飛ばす投球方法の2つがあります。

 目標に寄せる投球の場合は、立位でも座位でもどちらでも投球できます。ボールの着地点が大切です。狙ったところにボールを飛ばす為には弾道やボールスピードが常に一定の投球が出来ないといけません。

 ゲームはシングルス、ダブルス、トリプルスの3種類で行われます。トリプルスではチーム内で役割を決めます。

目標にボールを寄せる担当、そして目的物を弾き飛ばす担当、最後に状況に応じて投球を行うプレーヤーです。

 勝敗が決まるのは両チーム全て投げ終わった時です。目的物ビュットに一番近いボールを投球したチームが得点できます。負けチームのボールのうち、目的物に一番近いボールが目印で、それよりも目的物ビュットに近い勝ちチームのボールの数が得点になります。

 身体の負担も少なく短時間で行えるこのゲームは人生100年時代にはピッタリなスポーツと思いました。

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