第41回 飲み薬で子宮内膜症の治療ができます!
2025年3月3日 人生100年
2025年3月3日 あすか製薬 平山啓太 氏
GnRHアンタゴニストであるレルミナ錠40㎎1日1回投与のお薬の話です。
子宮筋腫(による過多月経、下腹痛、腰痛、貧血)や子宮内膜症の痛みのコントロールにレルミナ錠という選択肢があります。
アゴニストとは違い、アンタゴニストにはフレアアップという現象が酷くありません。
投与開始直後の出血が避けられ、レルミナは子宮内膜症の痛みのコントロールが出来ます。
注射薬と比べて経血量、痛み、ヘモグロビン値、筋腫の体積の減少はほぼ変わりありませんでした。
レルミナの治療終了後の月経回復は平均37日でした。副作用は子宮不正出血ほてり等があります。
骨密度は多少の減少はありました。治療終了後に運動や食事で回復を心がけましょう。