第1回 Foot tech.labの本多大輔氏
2020年10月13日 人生100年
院内講習会
令和2年10月13日
「人生100年自分の脚で歩こう」
卵巣の寿命はおよそ50年。卵巣で作られる女性ホルモンが枯渇すると骨は大きなダメージを受けます。変形性膝関節症や外反母趾は特に多くの女性が持つ病気です。長い人生を健康に生きるために専門家の正しい知識と生きる知恵を皆さんで学びましょう。
第1回目はFoot tech.labの本多大輔氏の講演です。本多氏はレバンガ北海道のバスケット選手のシューズを担当する靴のプロです。柔道整復師を経て義肢製作所に入職され現在に至ります。まずは足の骨の模型を皆で観察しこんなに多くの小さな骨で構成され多関節があることに今更ながら驚きます。
・インソールに正解は無い。自分の足にあったインソールを使用すると姿勢が改善し転倒防止となるだけでなく運動のパフォーマンスが上がる。どのインソールが良いか未だに結論は出ていない。
・実践 市販インソールスーパーフィートを装着して運動してみる。
インソール着用した方が器具が軽く感じられる。踵のホールドの有無で身体の踏ん張りが変わる。
・靴は異物。ペタンコ靴が足に良いわけでは無い
差高(さこう)は2㎝位合った方が良い。2,3㎝のヒール靴はお勧め。4㎝以上のヒールは足を痛めてしまう。
・オーダーメードインソールで自分の足のアライメント(骨の配列)を調整しよう。
インソールを使って体の傾きを調整できる。足形を取りオーダーメードのインソールを作成している。市販インソールに比べると効果は10倍以上と思う。
本多氏の工房で作っているサンダルを皆で試着し「体が楽。」「歩きやすい。」と感想あり。
長く使う身体だから自分に最適な道具を使って足を大切に使いましょう。