第23回 EMSトレーニングについて
2023年2月27日 人生100年
2023年2月27日
プリンラボ
(株)協和 遠藤 氏 (株)モロオ 栗田 氏
加齢とともに衰える握力
握力のピークは男女ともに30代
手の動きは、指の力だけではなく、内在筋(手のひらの筋肉)と外在筋(内腕部)の力が伴い実現する。
なかでも、内在筋は、つまむ力をはじめとする手指を構成する力に必要な筋肉である。
握ったり、開いたりをする動作を繰り返し、手を鍛えていくことが大切。
握力は、3つの力で構成されている
①クラッシュ力(手の内在筋・外在筋)つかむ力:コップを持つ、手すりをつかむ
②ピンチ力(手の内在筋)つまむ力:ペットボトルの開閉、蛇口をひねる、お箸を持つ
③ホールド力(手の内在筋・外在筋)持ち続ける力:かばんを持ち続ける、買い物かごを持ち続ける
握力の低下は、日常生活に支障を及ぼす原因の一つになる
手のひらにアーチがあり手の内在筋によって支えられる
手のアーチがあることによってものをしっかりと抱え込むようつかめる
筋肉が衰えてアーチが崩れると、手指が上手に動かなくなり、手の神経や血管が圧迫され、より衰えが進む
アーチを維持するために手の内在筋のトレーニングが必要
EMS(Electrical Muscle Stimulation=筋電気刺激
電気刺激により筋肉をトレーニングするテクノロジー
20Hzが効率的な理由は、20Hzよりも高い周波数を用いると約60秒で筋肉の張力が低下してしまい、トレーニング効果があまり望めない状態に陥ってしまう。
20Hzは、時間が経過しても張力を保っていられるため、継続して効果的なトレーンングを行える
筋肉を鍛えることの重要性
・適度な運動:ウォーキング、ストレッチ、機能訓練など
・適度なトレーンング:EMS【SIXPAD HandPulse】 適度な運動+筋トレで筋肉の維持、増進のお手伝い